2008.10.09
印刷会社の関係の方とお話をしました。
そこであがった、4色掛け合わせ(プロセスカラー)印刷で起こってしまう色の誤差について話をしました。4色、つまり、CMYKで印刷データを作成して印刷すると、C、M、Y、Kそれぞれ割り当てた量の微妙な差によって、カラーチャートや狙っていた色と相違した色で出力されるケースがあります。
・2回目の印刷に1回目と同じデータを使用したのに、1回目と違う色に出力
・同じ数値で色を指定しているのに、アとイ、それぞれの印刷物で色が違う
これは、CMYKを掛け合わせて色を作っているので、印刷機の具合や環境で、それぞれのインクの量に微量の差があります。その微量の差が乾いた時に見え方の誤差になるものです。プロセスカラー印刷で実際に起こってしまう現象(リスク)として覚えておいた方がいいでしょう。
"紺"が最も上記の現象が起こりいやすい色だそうです。これは初耳。プロセスカラー印刷の"紺"は、複数の印刷チャンスにおいて同じデータでをも同じ色に出力するのは極めて困難だと言ってました。
これを避けるためには下記の方法などが考えれられます。
・本紙本機(本番で使う紙で本番で使う印刷機)で色校正を行って、色見本を元に印刷現場で色を合わせてもらう。
・特色を使用する。
リスクを理解して(もちろんお客さんにも理解いただいて)制作物の種類と予算によって、手法を考えましょう。
グラビティワークス 浅賀
そこであがった、4色掛け合わせ(プロセスカラー)印刷で起こってしまう色の誤差について話をしました。4色、つまり、CMYKで印刷データを作成して印刷すると、C、M、Y、Kそれぞれ割り当てた量の微妙な差によって、カラーチャートや狙っていた色と相違した色で出力されるケースがあります。
・2回目の印刷に1回目と同じデータを使用したのに、1回目と違う色に出力
・同じ数値で色を指定しているのに、アとイ、それぞれの印刷物で色が違う
これは、CMYKを掛け合わせて色を作っているので、印刷機の具合や環境で、それぞれのインクの量に微量の差があります。その微量の差が乾いた時に見え方の誤差になるものです。プロセスカラー印刷で実際に起こってしまう現象(リスク)として覚えておいた方がいいでしょう。
"紺"が最も上記の現象が起こりいやすい色だそうです。これは初耳。プロセスカラー印刷の"紺"は、複数の印刷チャンスにおいて同じデータでをも同じ色に出力するのは極めて困難だと言ってました。
これを避けるためには下記の方法などが考えれられます。
・本紙本機(本番で使う紙で本番で使う印刷機)で色校正を行って、色見本を元に印刷現場で色を合わせてもらう。
・特色を使用する。
リスクを理解して(もちろんお客さんにも理解いただいて)制作物の種類と予算によって、手法を考えましょう。
グラビティワークス 浅賀
プロセスカラー , 印刷 , 特色