2013.03.27 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。東急東横線渋谷駅が地下化して10日ほどです。日本を代表する駅舎がなくなるのは単純に寂しい気持ちです。日本の一等地のひとつですから、郷愁に慕ることより有効利用を優先されるのも理解しなければなりません。
特別日常で慣れ親しみお世話になったわけでもないのですが、学生時代にはそれでもこの渋谷駅を利用して横浜方面によく遊びに行きました。埼玉県から東京都をまたいで神奈川県に行く、という埼玉県民の小旅行的日常を、このターミナル駅からの出発が、やっぱりこれは日常じゃなくて特別なんだよ、という気分にしていたことを思い出します。
最終日には駅に撮影に行き、鉄道写真家の中井精也さんの講演を聴き、そこで購入した写真集「DREAM TERMINAL」に“さよなら、東急東横渋谷駅”と消印スタンプの押された渋谷駅入場キップを挟んで歴史の立会人となりました。
きっとピンを打ったgoogleマップもすぐに改訂されてしまうんだろう。
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