2012.06.13 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。
こんなニュースが飛び込んできました。
当社、音楽業界とはあまりゆかりがありませんが、インターネット業界とは関連しているので少々気になります。
個人的には音楽が好きで、学生時代からタワレコとHMVといえば心躍る場所でした。お気に入りの音楽を探しに良く足を運んだものです。オレンジや黒とピンクの袋を手に帰路につく途中で、自宅でゆっくり聴く楽しみを待ちきれずに、しばしば電車の中でパッケージを開封してはブックレットを読みながら帰ったものです。
思えば楽曲購入といえばiTunesでデータとして購入することが増え、CDを買う場合でもほとんどの場合Amazonで購入していました。その場で購入できることを便利だと感じていましたし、自然の流れだと思っていました。
この機会に久しぶりにタワレコに足を運んでみました。
想像をしてはいましたが、それ以上にお客さんがまばらでビックリしました。以前の記憶では往来すらままならず、視聴するのも大変だった以前の記憶と比べるとだいぶさびしい印象です。ただ、いろいろなCDを眺めてジャケットを手に取りながら音楽を選ぶのはやっぱり楽しいものでした。データでは感じられないジャケットのディテールに心奪われました。Amazonで購入しているのでジャケットを目にしていないわけではないのに不思議なものです。
渋谷HMVの閉店はひとつの時代の終わりとも新しい時代の幕開けとも捉えられました。
ドコモのタワーレコード子会社化はどんなことを巻き起こすのでしょうか。
タワレコおける流通の意味は販売から物流に軸足を移すのでしょうか。
音楽を買い続け、聴き続け、見届けたいと思います。
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