2011.08.17 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。
自宅の北側にコンピュータを設置している小さな部屋があります。ここは夏は暑くて冬は寒い困った部屋で、室外機の置き場の関係でエアコンを設置できずにいました。節電はしなくちゃだけど、猛暑には負けて室外機不要の窓型のエアコンの設置を計画。数件の問い合わせの後にちょっと自宅から離れた量販店で最後の1つを見つけて購入しました。
34,800円。かなり、いい値段で購入できたと喜んで、自分でせっせと設置しました。屋外が過ごしやすい季節しか室内でも稼働できなかった小部屋で、これで季節問わず室内で過ごせそうです。
今どきのエアコンでも室外機と一体型なものだから、室内へのでっぱりもそれ相応です。設置していたプリンターのやり場に困りました。そもそも調子が悪かったし、かれこれ約10年くらい使っているのだから、この際、隣の棚に収まるサイズで前面給紙、前面配紙のプリンターに買い替えようと考えました。買い替えるきっかけとしてはちょうど良かった、と自分で言い聞かせてつつ。
棚に入るサイズ、前面給紙、前面配紙、という条件付きですから、かなり機種は絞られました。印刷クオリティのエプソンが1機種、ランニングコストが安いブラザーが1機種。ブラザーは4色インクで、写真印刷のクオリティでは6色インクのエプソンに及ばないものの、地図、情報や年数回のはがきの印刷には十分と言えます。もちろんインク代も安いです。
ブラザーに決めたのはその他、本体の値段にもあります。週末限定ということでしたが7,980円でした。
そもそも、プリンターの利益モデルは本体ではなく消耗品、つまりインクの販売で利益を出している、とは店員さんのお話。ブラザーさんはこれから市場攻勢をかけるため戦略的な価格だそうです。
ここで、ちょっと考えました。クーラーしかり、プリンターしかり、実感としてひと昔前から比べるとかなり安く感じます。物価の上昇と技術と生産効率の向上と比べても、安すぎやしませんか?プリンターが8,000円以下、ってどうなんでしょうか? 安く購入できてよかった、その分生活が豊かになっている、と素直に言えるのでしょうか? 生産は海外へ、消費は安い方へ、その結果にあるのは何か。ちょっとハスに構えて見届けたいと思います。
写真は北の小部屋の北の窓に取り付けられた出っ張ったコロナの窓型エアコンと棚(下段)に収まったプリンター「マイミーオ」。前面給紙、前面配紙、インク交換も前面という優れもの。コピーやスキャン機能も付いてるけど、棚板が、ね。
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