2014.02.26 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。久しぶりに登山の話です。
冬山登山をしています。といっても、ピッケルを手に、12本アイゼンを足に、といったいわゆる冬山に挑む“登山スタイル”ではなく、スキーの裏に登坂用シールを貼り、登っては滑り降りるという“山スキースタイル”です。
冬山登山スタイルや夏山登山とは細かな点で違う要素があるのですが、基本的には頂上までは同じ、ひたすら“登り”です。なので、息は上がるし暑いし、辛い。風が強ければ痛いし、寒い。ただ、この苦しい中でも風景や状況を楽しんだり自問自答したりするのが楽しいです。自分を見つめ直しているのか、むしろ無心に頂上を目指していることが楽しいのかもしれません。
頂上に立てばそこは見渡す限り白銀をまとった山々が連なる世界。その景色は最高です。
さて、スキー登山の醍醐味は頂上に登ってからです。滑走は登山スタイルや夏山登山にはありません。登りから下りへスイッチして一気に滑り降ります。滑り降りるパウダースノーは浮遊感とスピード感、爽快感が快感でたまりません。
辛い後の快感。滑り降りた後には、あの辛い登りをもってしても、またすぐにでも登りたくなるのでした。
【写真は白馬乗鞍岳からの展望】
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