先日「のぼうの城」を見に行ってきました。
前々から気になっていたこの作品。
なんたってキャッチコピーが
「とんでもないッ!20000人 VS 500人!天下の豊臣軍にケンカを売った、
でくのぼうがいた。大ベストセラー奇跡の映画化! 大逆転実話、大ヒット上映中!」
↑これですから、気にならない訳がないっ!
しかも、野村萬斎が、陰陽師以降久しぶりに主演!
そりゃ〜見にいきますよ〜
公開から1ヶ月経過していたにも関わらす、お客さんの入りがよかったですね。
評判もいいですし、期待が膨らみます。
武将に求められる資質を持たず、のんびり平和に暮らしている成田長親。
領民から「のぼう」とよばれている城代なんですが、やる時はやりますね〜
なんたって石田三成率いる2万の兵と戦うんですから。
自分がこの映画を観て感じたのは、
人を束ねるには、「心」と「心」なんだな。と
圧倒的に不利な戦いを決意した領民は怒りだすシーンがあるのですが、
「“のぼう様”が言うんだからしかたない!」と領民が笑い出すシーンがありまして。
この一言に色んなものがつまってるな。と。
信頼し、信頼される関係。
なんか人とのつながりを感じられる映画でした。
佐藤浩市演じる家臣の丹波もものすごいかっこいいし、
野村萬斎演じる成田長親もいい味だしてます。
狂言をやっているだけあって、姿勢のよさが素晴らしい。
それだけでかっこ良く見えますね。
野村萬斎の良さがものすご〜く引き出されている作品でした。
野村氏自身がふり付けをしたという「田楽踊り」も見所です!
気になった方は観てみてください!
山崎でしたー
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