2011.11.30 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。
この季節でも寒さを気にせず、もしかしたら紅葉も期待できるかもしれない、と、友人夫妻と筑波山に登ってきました。
筑波山は標高877mで女体山(877m)、男体山(871m)というふたつの山頂を持つ双耳峰です。百名山でめずらしく(唯一)標高1,000m以下の山です。
ふたつのコブを持った独立峰のような山容は、突如、関東平野の北端にそびえ、印象的、そして魅力的でした。
山頂からは霞ヶ浦や関東平野が一望できて爽快。せり立つ他の山々が視界にないので変化はないですが、日本最大の平野に住んでいることを実感できました。
私は埼玉出身で関東平野の真ん中に住んでいたので、しばらく関西と北陸に住んでいたのですが、それほど広大な平野が見られないため、関東平野の広さや田園風景をよく思い出した記憶があります。
筑波山の山頂からこの広い平野を見る限りでも、そこから受ける恩恵は計り知れないことが想像できます。
広い面積を農作地に当てられて山間部よりは効率的に田畑で作物の収穫ができます。気候も安定しやすいです。宅地としてはもちろん、工業や商業施設の用地も確保しやすそう。筑波山まで乗車していった“つくばエクスプレス”などを始め、在来線や新幹線、幹線道路や高速道路流通なども整備しやすく、交通、流通の面でもメリットがありそうです。
こんな風にいろんな意味で平野からの恩恵を受けながら生活していのだな、とひしひしと感じました。“平野”を感じるにはうってつけのお山でした。
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