四谷NOW～ホームページ制作会社 gravity works（グラビティ・ワークス）ブログ

やっぱりというか、なんと言うか、
シリーズ一番の盛り下がりを見せている「パイレーツ4」。
北米の興業では制作費が回収できなさそうな雰囲気。

制作費に2億5000万ドルもかけているのだが、
一体に何に金をかけたのか、サッパリ分からん。

こういう時はほとんどといっていいほど、
（超大作ほどスタッフが多いから）弁当代に
お金が消えているというウワサを聞いた事が・・・。


まぁ、ごはんは大事だよね。分かります。





【化物語（2009）】
DVDがめちゃくちゃ売れたと話題だった、
シャフト制作のアニメ作品。

原作小説は読んでいないのだが、
監督が新房照之という事もあって、ず～っと観たかったのだが、
DVDを借りようとしたら、いつも全巻揃ってる事はなく、
なかなか観れなかった（買えよ）。

しかし、先週末の神奈川県海老名市に、
レンタルDVD神が舞い降りてきたみたいで、
なんと全巻レンタルする事に成功。
もちろん、イッキに鑑賞した。

新房監督の演出テイストはいつも通りで、
ブレない的確な演出に感心したのだが、
ツンデレ系、ロリ系、健康系、妹系、メガネ巨乳、という
5大萌え要素を取り入れた、1作で5度美味しい作品だった（笑）

ストーリーは毎度、怪異に取り付かれたヒロイン達を、
主人公が助けるだけのシンプルな話なのだが、
25分の中に、これでもかとセリフや小ネタを詰め込み、
お腹いっぱいにしてくれる。

情報のレイヤリングを行っているわけだが、ビジュアル面でも
コラージュやテキストを一瞬入れる事（じっくり見せたり、読ませる気はない）で、
テンポを調節しており、とても効率良く制作している。

そして何よりも、ここぞという重要なカットのアニメーションの
クオリティーを上げており、安っぽく仕上がらないようにしている。
（それが巨乳が揺れてるカットだったりするのだが）

予算や制作期間の関係で、TVアニメ作品は、
色々とアイデアを詰め込んで表現しているのは、
素晴らしいの一言。

イッキに15話を観切ったのだが、
非常に満足できた。



ウエダでした。