四谷NOW～ホームページ制作会社 gravity works（グラビティ・ワークス）ブログ

「ブラック・スワン」が興収10億円を突破とか・・・。
あの内容で連日満席て、どんな世の中なんだ（笑）


【パイレーツ・オブ・カリビアン　生命の泉（２０１１）】
今回からロブ・マーシャルが監督という事で、
前シリーズから引き続き登場のキャラは海賊たちだけで、
スッキリ。

3作も制作されているので、余計な説明を省略して、
前半からハイスピードな展開を期待したのだが、
ロブ・マーシャルってそういうのはダメなんだな。

飲むと永遠の命が与えられるという「生命の泉」を目指すまで、
グダグダと寄り道をしつつ、新キャラの登場も相まって、
展開が超スローペース。

シリーズのファンに対するも遊びも盛り込まれているのだが、
それすらペースを遅くしている原因と思える。

アクションはコメディタッチで楽しめるのだが、
このシリーズ最大の欠点は、やはりジャック・スパロウ。

いつの間にか人情味溢れる海賊になってしまい、
すっかり腑抜けになってる。

しかも、「生命の泉」には、ちょこっと行った事があるだけで、
実は関心が無いという・・・。

主人公が「生命の泉」に関心がないという、
ストーリーを転がす燃料を最初から積んでいない仕様。

これではドキドキもハラハラもしないですよ。

ということで、シリーズ最大のしんみりした作品でした。

これで終わりにしてくれる事をキボンヌです。

ウエダでした。