四谷NOW～ホームページ制作会社 gravity works（グラビティ・ワークス）ブログ

先週末に観に行きたかった「ザ・ファイター」は観れず、
気がつけば、「ザ・ファイター」も「トゥルー・グリット」も
上映終了間際じゃないか！

ああ、DVD化まで待つしかないのか・・・。

【タクシードライバー（1976）】
クライテリオン版のLDを観ようと思ったのだが、
さすがに字幕は欲しいと思い、スペシャル・エディション版を鑑賞。
スペシャル・エディション版には日本語吹替も入っているので、
思わず吹替版で観てしまった。
新録の吹替なので、途切れる事なく全編吹替音声で楽しめた。

ニューマスター版なので、画質もクリアで、色調も鮮やか。

しかし、VHS版で観た頃の色褪せた色調の方が、
この作品のテイストには合っている。

ラストの売春宿への襲撃シーンなどは、
見えていなかったディテールがハッキリ見えるので、
ディック・スミスの特殊メイクの素晴らしさが堪能できる。

若き日のデ・ニーロの演技も、マーティン・スコセッシの神懸かった演出も、
バーナード・ハーマンのスコアも、マイケル・チャップマンのテクニック満載の
撮影も、どれをとっても隙の無い大傑作だ。

一度観終わった後、すぐにラストの襲撃シーンを観直してしまった。

しかし何度観てもラストシーンだけは異様なリアリティーがある。
30年以上経って、未だに色褪せないシーンだ。スゴイ。


「ザ・ファイター」も「トゥルー・グリット」もあきらめるが、
「エンジェル・ウォーズ」だけはあきらめきれない！

ウエダでした。