四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

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先週観た映画(05/03~05/09)
2010.05.20 (Thu)
最近Twitterを始めた。
戦場の絆の事を、mixiのコミュ感覚でつぶやき始めたら、
フォローしてくれている先輩が「君は日本人か?」と言われた。

分かる人には分かる書き方なのだが、
つぶやくのって難しい・・・。



05/02
【パニッシャー(1989)】
VHSで鑑賞。
何年ぶりなんだ。10年ぶりくらいか。

この作品が公開されてから、
2本の「パニッシャー」作品が制作されたが、
この作品しか観てない。

なので、比較した見方は出来ないが、
原作のテイストを損なわずに作られているかどうかは、
当時の評判からはダメ出しされまくっていた記憶がある。

今程ではないが、1980年後半~1990年前半というのは、
アメコミ作品がやたら作られていた。

ビデオスルーのキャプテン・アメリカや超人ハルク。
テレビではスーパーマン。
映画ではシャドーとかハワード・ザ・ダック(笑)。
ジム・キャリーの「マスク」なんかもそう。

そんな中でとてもヒッソリとオーストラリアで
作られたのが、この作品だ。

監督はJ.キャメロン作品やR.ドナー作品などのアクション映画の
編集をさせたらピカイチのマーク・ゴールドブラット。
主演はドルフ・ラングレン、ルイス・ゴセット・Jr。

ドルフ・ラングレン演じるフランク・キャッスルは、
他の映画化作品のキャストと見比べても、一番原作のイメージに近いと思う。
が、当時叩かれた理由は、シンボルマークでもあるドクロマーク入りの
コスチュームを着ていない点だ。

まぁ、どれだけ原作を尊重するかどうかってだけの話なのだが、
この作品に関していえば、着ても着てなくてもあまり関係が無い。
(代わりにナイフに柄にドクロが付いてる)

日本のヤクザが登場したり、ヘンな忍者が登場するのはご愛嬌として、
アクションシーンのテンポは素晴らしすぎる。

カメラワークと弾着、殺陣。全てがバッチリはまっていて気持ちいい。
ドルフ・ラングレンのノロい動きを演出で見事にカバーしている。

ドルフ・ラングレンも少ないセリフをドスの効いた声で渋く表現していて、
数少ないハマり役。

ストーリーには、マフィアに家族を殺されたフランクが、
復讐に燃えるという基本設定は活きているのだが、
マフィアの家族も描いている点は非常に良い。
フランクの葛藤が描かれる。

それもそのはずで、脚本は問題作「フレッシュ」や
感動作「タイタンズを忘れない」を手掛けたボアズ・イェーキン。

ただ残念だったのは、B級アクション映画で深いストーリーなんて、
誰も望んでいないので、総スカンを喰らった次第。

もちろん、89分程度では描ききれるはずもなく、
尻切れトンボ感たっぷり。
(フィンランド公開版は更に短くて76分!物語が成立しないんじゃ・・・)

結果、世界興行で1000万ドル程度しか
回収できなかったという事実は、最近知った。

出来は決して悪くないんだけどなぁ・・・。

05/03
【マウス・オブ・マッドネス(1994)】
5年ぶりくらいに鑑賞。
ジョン・カーペンターなりのH.P.ラブクラフト解釈。

カーペンターのH.P.ラブクラフト作品は、
これまでにも何度か望まれてきたのだが、何故か実現できず、
「じゃあ、それっぽいので行くわ」て作られたのがこの作品。

かどうかは不明だが、完全にラブクラフトを意識した作り。

コワイかどうかというと、恐怖度はそれほどでもないのだが、
サム・ニール演じる保健調査員が結構ハマっていて、
カーペンターの世界観を堪能できる。

得体の知れない「何か」に取り付かれて、
変貌していく街の住人や、最後まで謎が解き明かされない
展開を楽しめるかどうかがポイント。

シネマスコープにこだわった画面作りは素晴らしいの一言。
ただし、カーペンター自ら手掛けるメタル調のスコアは
ミスマッチすぎて、B級感全開。

ここ数年は新作が観られないが、2010年は3本も制作中との事で、
カーペンター作品を満喫できるかも。

まずは「The Ward」というホラー作品が秋頃に公開されるとの事で楽しみ。

05/04
【トリック 劇場版(2002)】
劇場最新作に合わせて、テレビ朝日がトリック祭。

TVでやってたのを久々に観たけど、
TV版のチープさをそのまま継承する事で、
ファンはとてつもなくクオリティーの低い画面を劇場で観るわけだが、
それが正解なワケで、上手い商売だ。

毎年1本作ればいいのに。

内容はお気楽に観れる、おバカな展開。

いつもヘンな新興宗教ばかりが敵になるのは、
飽きちゃったんだけど、それも仕方無いか。

05/05
【ザ・スピリット(2008)】
フランク・ミラーのアメコミ作品の映画化。
「シン・シティー」に続いて、原作者自らが
監督を務めたのだが、「シン・シティー」のようには行かなかった。

ルックを模したのはいいんだけど、とにかくテンポが悪い。

ミラーだけが面白いと思ってるものを見せられてる気分。

カメラ・ワークもイマイチで、平面的で映像の特性を活かせてない感じ。

制作中の「シン・シティー2」は大丈夫なのか?と不安になる。

05/06
ナシ

05/07
【アイ,ロボット(2004)】
アシモフの「われはロボット」をほとんど無視した、
アレック・プロヤスの好きそうな運命的な展開。

プロヤスにとって、もはやロボットはロボットとして描いていない。

意志のある新生命体だ。

なので、本当であればウィル・スミス演じる主人公の存在もピンとこない。
特に刑事である必要すらない。
これが科学者だったら、もっと面白いのに。

ただのアクション映画になってしまったのは、
大予算のメジャー作品として制作されたからだ。

まぁ、「アイ・アム・レジェンド」ですら、
ただのヒーローものになってしまったのを見ると、
ウィル・スミスって、意外と厄介な存在かもしれない。

05/08
【富豪刑事 第1シリーズ(2005)】
最近、見始めた。
深キョンの可愛さはネ申レベル。

05/09
【フォーリング・ダウン(1993)】
1年に1回は観るのだが、
観終わると、いつも落ち込んでしまう。

じゃあ、観るなよと思うのだが、
何故かハンバーガー店のシーンが観たくなるんだよなぁ。

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