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先週観た映画(12/22~12/31)
2010.01.14 (Thu)
「アバター」が4週間で4億ドルを突破して、アメリカ国内の興行収入歴代3位にランクインした。
世界興収だと、すでに歴代2位になっており、1位と2位を独占したキャメロン。

あとは、自分で自分の記録を抜けるかどうかだけ。
IMAXチケットの売上げが以前好調なようで、アカデミー賞ノミネートがあれば、
さらに動員できるので、可能性は十分にある。

あと、怪優デニス・ホッパーが骨がんだとの事で、
一日も早く元気になられる事をお祈りしております。

さて、昨年からの映画日記が更新できていなかったので、まとめて更新。

まずは昨年分を追加。




12/22
ナシ

12/23
【ダイ・ハード(1988)】
実はクリスマスに観るのが相応しい1本。
クリスマスに事件が起こった事以外、クリスマスはほとんど関係ないのに、
クリスマスの雰囲気がたっぷり(笑)

これまでに何度も観てきたはずなのに、撮影監督のヤン・デ・ボンの
フレアを巧みに取り入れたカッコいいショットには毎回シビれてしまう。

役者の動きもカメラの動きと息がピッタリ。
どのカットも躍動感があって、どんどんスケールが大きくなっていく展開を、
アクションで表現したところが革新的だ。

見終わる頃には、また観たくなる。

もはや名作と呼べる作品だと思う。


12/24
【3人のゴースト(1988)】
タイトルからは想像もつかないかもしれないが、実は「クリスマス・キャロル」の現代版。
内容は、大胆にアレンジはしているものの、ほぼ原作の通りなので、すぐに分かるはず。
ビル・マーレイ主演だし、監督は「リーサル・ウエポン」のリチャード・ドナーだし、
軽~いコメディかと思ったら(コメディなんだけど)、これが感動しまくりの大傑作。

TV局の社長である極悪ビル・マーレイが、3人の幽霊に過去・現在・未来のクリスマスを見せられて改心していく・・・という大まかなプロットは同じ。

ただ違うのはビル・マーレイの演技が過剰すぎて、めちゃくちゃ面白いところ。

マーレイの演技にすっかり騙されてしまうのだが、ストーリーには
過去への郷愁や「人生は変える事ができるんだ!」みたいなポジティブな
メッセージが巧みに織り込まれている。

そして、ラストは観客に向かってスーパーマンにウインクさせたドナー監督だからこそ出来る名演出。

これぞクリスマス映画に相応しいと思える傑作。


12/25
【あなたが寝てる間に(1995)】
ここ数日、クリスマス関連作品ばかりを観てきたが、毎年クリスマス当日に観たくなる作品はこれ。

サンドラ・ブロックの第一次のピークを代表する作品だ。
この作品でブレイクしたといってもいい。

それだけ、この作品でのサンドラ・ブロックの演技は魅力的だ。
サンドラ主演作の中でも、特にこの作品のサンドラが可愛い。

ジョン・タートルトーブ監督の演出も軽快で、ランディ・エデルマンのスコアを上手く使いつつ、
テンポの良い編集でどんどんストーリーに引き込んでいく。

ハリウッド製ラブコメの面白さをたっぷり堪能できる。

このジャンルって、マンガなら日本製が一番だけど、映画は絶対にハリウッド製に限る。

サンドラ・ブロックは、一時低迷したように見えたが、プロデュースまでこなすだけに作品選びが見事。ラブコメというジャンルでは中々の良作を作る映画製作者でもあるのだ。今年度のゴールデン・グローブ賞にもノミネートされている「The Blind Side」やアカデミー受賞作「クラッシュ」のようなドラマもこなせるし、目の付けどころも間違いない感じ。
後は演技で賞を取れば、言う事ないだろう。


12/26
【アバター(2009)】
ついにというか、やっと観る事が出来た。
もちろん3D上映版。

が、TOHOシネマズで観たのだが、なんと3Dメガネがしっくりこないのだ。
メガネを掛けている上に装着してるからか?
いや、「クリスマス・キャロル」の時にはジャスト・フィットしてたぞ・・・あーーーっっっっ!!!!
なんと、数日前にメガネを新調したため3Dメガネがハマりにくくなっているのだ。

早速、映画館スタッフのところに行き、
「もうちょっと大きいのはありませんか?」とダメ元で聞いてみると、
「フリーサイズなので、これ以上のサイズはありません」
フ、フリーサイズ?・・・にしては小さすぎないか?例えば、メガネに引っ掛けるタイプの3Dメガネもあると聞いたのだが、それも無いとの事。

仕方無く、メガネonメガネで苦しい体勢で観る事に・・・。

この過酷な状況で観たにも関わらず3Dならではの迫力ある映像は堪能できた。

が、ジェームズ・キャメロンは3Dがもたらす感動が、
如何に軽いものかをキャメロン自身が証明してしまった。

映画が半分終わる頃には、3Dの目新しさに頼らずストーリーでグイグイ引っ張っていくからだ。

前半の情景描写は、3Dの特性が際立っていたが、物語が進むにしたがい、3D映画を観ている事すらどーでもよくなってしまう。
恐ろしい程に細かいディテールの描写やパワフルなストーリーで、どんどんキャメロンの創造した世界を見せてくれる。

ストーリー展開には、多少雑なところもあるにはあるのだが、それも大して気にならない。

クライマックスの大戦闘シーンの迫力は、必見だ。

あと、特筆すべきは、ミシェル・ロドリゲスの存在。
タフで正義感の強い兵士役なのだが、完全に「エイリアン2」のバスケス二等兵をイメージした女戦士だ。
これぞ、キャメロン作品全てに共通するアイコンだ。
そして、もう一人の主人公となるナヴィ族のネイティリの強さにもそれは現れている。

3D版で観て、その後に2D版をじっくりと観直したくなるが、弊社アートディレクターはIMAX版を観たとの事で、そっちはさらにスゴかったとのこと。
あと2回は観なくては・・・。

12/27
ナシ

12/28
【ヒルズ・ハブ・アイズ(2006)】
「ハイテンション」でフランス映画界に衝撃をもたらしたアレクサンドル・アジャのハリウッドデビュー作。
ウェス・クレイブンの傑作B級ホラー「サランドラ」をリメイクしたわけだが、テイストは全然変わっている。
冒頭から核実験の悲惨な映像を織り込んでくるあたり、アジャの悪趣味性を全面に出していて、もはやそこにはメッセージなんてものはない。

これこそ映画の原点である「見世物小屋」感覚なのだ。

映画というものを完全に理解しているアジャの演出には迷いが無く、生き残る事ができない生命力の弱い者は、女だろうか容赦無く死んでいく。
そういう演出に徹していたのは正解で、出演者もほとんど無名の俳優ばかり。
なので、誰が生き残るのかさっぱり分からない。

そういう意味で、ホラーとしての演出は見事に成功している。

ただ「サランドラ」のリメイクとしては出来が良すぎるので、別物として観た方が良い。

12/29
【ヒルズ・ハブ・アイズ2(2007)】
「エイリアン2」のように、「今度は戦争だ!」と、今度は失踪者が続出する核実験区域に海兵隊が調査にやってくる。
もちろん、こいつらは餌食になるわけで、以降前作と同じ展開。

ひねりもなく正直に作ったという意味では良いのだが、前作のアジャの演出よりもパワフルさが減退。

つまりコピー劣化が起こっている。

ストーリー的なつながりは皆無に等しいが、
できれば前作と合わせて観ると堪能できていいかも。

12/30
ナシ
12/31
ナシ


2009年、お疲れさまでした。


ウエダ
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