2009.12.10 (Thu)
ここのところ、私用で実家に帰る事が多い。
なので、帰るたびに神戸の街をぶらつく。
基本的に何にも変わっていないのだが、
ごくたまに、ちょっとした驚きがある。
例えば、センタープラザをぶらついていると、
裏通りに輸入雑貨が置いてある100円均一ショップを発見。
面白い小物やクオリティーの高い食器など珍しい物があって、
一日中いてもいいくらい面白い。
あとは、神戸の人間なら誰もが知っているナガサワ文具センターが、
ジュンク堂書店の中に移動していたり・・・。
相変わらずマンガ道具の充実具合は素晴らしい。
・・・良く考えれば、驚くほどでもないか。
12/01
【超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984)】
PS STOREにてレンタル。
これってDRMサービスなのだが、意外と画質が良くない。
微妙な諧調ではブロックノイズが出てたりする。
大昔にバンダイチャンネル用にエンコードしたデータを
そのまま流用してるんだろうなぁ。
データ容量が700MBくらいだから、
もしかすると1Mbps程度のムービーかも。
だとすればADSL時代のサービス程度ってことになる。
PS3はHDフォーマット対応だというのに、
けしからん儲け方だ。
さて、本編は、何度観ても恥ずかしくなってしまう展開なのに、
作画のクオリティーが異常に高いので、見入ってしまう。
オリジナリティー溢れる設定やとてつもないセル枚数で
動きまくるアニメーション。
羽田健太郎の名スコアも気持ちいい。
リン・ミンメイの歌も、アイドル全開のすっごく恥ずかしい歌詞なのに、
カッコいい戦闘シーンの背景に響き渡ると、えらい感動的になるのが不思議。
あだち充テイストのラブストーリーをSFでやったというだけでも記念碑的作品だ。
ラストの大団円の後、一人だけステージに残ったリン・ミンメイを
映し出すカットは、アニメ映画史に残る名シーンだと思う。
いつもこの映画版を観ると、テレビ版が観たくなってくるんだけど、
全36話に加えて、新シリーズが山ほどあるので、気持ちが折れてしまう。
とはいえ、最新シリーズの映画版「劇場版 マクロスF 虚空歌姫?イツワリノウタヒメ?」が、
全国30館程度で公開されて3週間経つというのに、ランキングの9位と10位を行き来して
踏ん張っているのは、コンスタントにファンが足を運んでいる証拠だ。
超大作系は、大量の広告を打ってロケットスタートで儲ける手法が多いだけに金がかかるが、ファンに支えられている「マクロス」のような作品は、息の長い興行でじっくり稼ぐ。
実は、こういう当たり方が一番利益率が高い。
これだけヒットしているのなら、結構面白いのかも。
新シリーズも機会があれば観てみるか。
12/02
ナシ
12/03
ナシ
12/04
ナシ
12/05
私用にて帰郷。
22時くらいまで友人と食事。
12/06
【おいら女蛮(2006)】
始発の新幹線まで時間がたっぷりあったので、
神戸・三宮のネットカフェにて、鑑賞。
井口昇作品がラインナップされていたので、
もしや「片腕マシンガール」があるのでは!?
と探してみたのだが見当たらず、仕方無くこの作品を観る事に。
主演は、「片腕マシン・ガール」にも出演していた亜紗美。
桃瀬えみるを含めてAV女優が大挙出演。
それもそのはず、主演の亜紗美以外は、
後半ほとんど素っ裸で出演しているので、
まさに必要なキャスティングだったわけだ。
永井豪のマンガ原作は全然読んだ事が無かったのだが、
井口監督の演出テイストはドンピシャで、
懐かしのにっかつアクション系。
だが、このテイストは冒頭部分だけで、
後半は学生映画並みの微笑ましいクオリティー。
16ミリで撮影された画質や、編集テンポのユルさ、チープなバトルシーン。
妙に作り込まれた(がんばりすぎ)特殊メイクと俳優(AV女優)の素人演技。
主演の亜紗美だけが、演技の質が全然違う。
この女優もAV出身だったと思うけど、
いつの間にこんなに演技が上手くなったんだろうか。
映画には、数本しか出演していないはずなのに・・・。
B級テイスト全開だが、井口監督の映画愛は
全てのシーンに滲み出ている。
何へのオマージュなのかはさっぱり思い出せないが、
昔、深夜放送で観た記憶があるような、懐かしい気分にさせてくれる。
軽めのエロ描写も含めて、全てが懐かしい。
60分というランニングタイムもちょうど良い。
こんなに金がかかってなくて、
映画の面白さが詰め込まれた作品は珍しい。
【ほんとうにあった怖い話 第五夜 都市伝説(2006)】
まだまだ時間が余ってしまったので、ついつい鑑賞。
正直、ナメて鑑賞したので、エラい目にあった。
5話オムニバスの60分作品なので、1本10分程度。
なので、それほど内容は濃くないだろう・・・と思っていたのだが、
第1話「公衆電話の光子さん」からヤバい展開。
公衆電話に謎のテレカを発見。
使ってみると、不思議な事にどんどん使用度数が増えていく。
そのうち、聞き慣れない音声が交じってきて・・・という電波系恐怖。
小道具のリアリティや巧みに闇を使った映像設計に、
「もしかしてこれはレベルが高い!?」と思った瞬間、オチの映像が!
続けて第2話「徘徊女」は、徹夜するサラリーマンは観てはいけない作品だ。
道ばたで倒れていた女性を会社で保護した事で訪れる恐怖の一夜を描く。
特に無言の不条理劇なので、「あれをすれば成仏する」とかそういうお札的なものが一切無い。
あと、霊の立ち位置が芸術的に絶妙なポジション。
第3話「コロコロコロ」からは、もはや観始めた事を後悔し始める。
キャリーバッグを転がす音が妙にリアルでトラウマになりそう。
第4話「タナカマサル」は、河川敷に埋めたタイムカプセルを掘り起こす男女三人組の話。
もう映像のクオリティーが悪魔的にコワい。
暗闇からサッカボールがコロコロコロ・・・と転がってくるカットは、
冷静に見ればただそれだけの映像なのだが、前後のカットの作用が絶大で、
じわじわと滲み出るコワさ。
第5話「霊界カメラ」は、禁断のURLをクリックしてしまい、
そこで見る映像がこの世の映像ではなかった・・・というIT系恐怖。
まぁ、都市伝説をモチーフにした(一応)実録再現ドラマなのだが、
余計な前置きとかを極端に切り詰めた構成なので、テンポも速く、
尚かつ映像設計にもこだわった秀作だった。
ネカフェのボックスシートで一人で観るには、ちとコワすぎた(爆)
これからは気をつけよう。
この後、さっさと仮眠して、始発の新幹線で帰路につきました。
12/07
ナシ
今週末は、アバターの先行上映が観たい!
が、近所でやっているかどうかが微妙・・・。
徐々に映像が小出しにされてきたので、嫌でも期待感が高まる。
観れなかったら、キャメロン作品を全部観直そう。
ウエダでした。
なので、帰るたびに神戸の街をぶらつく。
基本的に何にも変わっていないのだが、
ごくたまに、ちょっとした驚きがある。
例えば、センタープラザをぶらついていると、
裏通りに輸入雑貨が置いてある100円均一ショップを発見。
面白い小物やクオリティーの高い食器など珍しい物があって、
一日中いてもいいくらい面白い。
あとは、神戸の人間なら誰もが知っているナガサワ文具センターが、
ジュンク堂書店の中に移動していたり・・・。
相変わらずマンガ道具の充実具合は素晴らしい。
・・・良く考えれば、驚くほどでもないか。
12/01
【超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984)】
PS STOREにてレンタル。
これってDRMサービスなのだが、意外と画質が良くない。
微妙な諧調ではブロックノイズが出てたりする。
大昔にバンダイチャンネル用にエンコードしたデータを
そのまま流用してるんだろうなぁ。
データ容量が700MBくらいだから、
もしかすると1Mbps程度のムービーかも。
だとすればADSL時代のサービス程度ってことになる。
PS3はHDフォーマット対応だというのに、
けしからん儲け方だ。
さて、本編は、何度観ても恥ずかしくなってしまう展開なのに、
作画のクオリティーが異常に高いので、見入ってしまう。
オリジナリティー溢れる設定やとてつもないセル枚数で
動きまくるアニメーション。
羽田健太郎の名スコアも気持ちいい。
リン・ミンメイの歌も、アイドル全開のすっごく恥ずかしい歌詞なのに、
カッコいい戦闘シーンの背景に響き渡ると、えらい感動的になるのが不思議。
あだち充テイストのラブストーリーをSFでやったというだけでも記念碑的作品だ。
ラストの大団円の後、一人だけステージに残ったリン・ミンメイを
映し出すカットは、アニメ映画史に残る名シーンだと思う。
いつもこの映画版を観ると、テレビ版が観たくなってくるんだけど、
全36話に加えて、新シリーズが山ほどあるので、気持ちが折れてしまう。
とはいえ、最新シリーズの映画版「劇場版 マクロスF 虚空歌姫?イツワリノウタヒメ?」が、
全国30館程度で公開されて3週間経つというのに、ランキングの9位と10位を行き来して
踏ん張っているのは、コンスタントにファンが足を運んでいる証拠だ。
超大作系は、大量の広告を打ってロケットスタートで儲ける手法が多いだけに金がかかるが、ファンに支えられている「マクロス」のような作品は、息の長い興行でじっくり稼ぐ。
実は、こういう当たり方が一番利益率が高い。
これだけヒットしているのなら、結構面白いのかも。
新シリーズも機会があれば観てみるか。
12/02
ナシ
12/03
ナシ
12/04
ナシ
12/05
私用にて帰郷。
22時くらいまで友人と食事。
12/06
【おいら女蛮(2006)】
始発の新幹線まで時間がたっぷりあったので、
神戸・三宮のネットカフェにて、鑑賞。
井口昇作品がラインナップされていたので、
もしや「片腕マシンガール」があるのでは!?
と探してみたのだが見当たらず、仕方無くこの作品を観る事に。
主演は、「片腕マシン・ガール」にも出演していた亜紗美。
桃瀬えみるを含めてAV女優が大挙出演。
それもそのはず、主演の亜紗美以外は、
後半ほとんど素っ裸で出演しているので、
まさに必要なキャスティングだったわけだ。
永井豪のマンガ原作は全然読んだ事が無かったのだが、
井口監督の演出テイストはドンピシャで、
懐かしのにっかつアクション系。
だが、このテイストは冒頭部分だけで、
後半は学生映画並みの微笑ましいクオリティー。
16ミリで撮影された画質や、編集テンポのユルさ、チープなバトルシーン。
妙に作り込まれた(がんばりすぎ)特殊メイクと俳優(AV女優)の素人演技。
主演の亜紗美だけが、演技の質が全然違う。
この女優もAV出身だったと思うけど、
いつの間にこんなに演技が上手くなったんだろうか。
映画には、数本しか出演していないはずなのに・・・。
B級テイスト全開だが、井口監督の映画愛は
全てのシーンに滲み出ている。
何へのオマージュなのかはさっぱり思い出せないが、
昔、深夜放送で観た記憶があるような、懐かしい気分にさせてくれる。
軽めのエロ描写も含めて、全てが懐かしい。
60分というランニングタイムもちょうど良い。
こんなに金がかかってなくて、
映画の面白さが詰め込まれた作品は珍しい。
【ほんとうにあった怖い話 第五夜 都市伝説(2006)】
まだまだ時間が余ってしまったので、ついつい鑑賞。
正直、ナメて鑑賞したので、エラい目にあった。
5話オムニバスの60分作品なので、1本10分程度。
なので、それほど内容は濃くないだろう・・・と思っていたのだが、
第1話「公衆電話の光子さん」からヤバい展開。
公衆電話に謎のテレカを発見。
使ってみると、不思議な事にどんどん使用度数が増えていく。
そのうち、聞き慣れない音声が交じってきて・・・という電波系恐怖。
小道具のリアリティや巧みに闇を使った映像設計に、
「もしかしてこれはレベルが高い!?」と思った瞬間、オチの映像が!
続けて第2話「徘徊女」は、徹夜するサラリーマンは観てはいけない作品だ。
道ばたで倒れていた女性を会社で保護した事で訪れる恐怖の一夜を描く。
特に無言の不条理劇なので、「あれをすれば成仏する」とかそういうお札的なものが一切無い。
あと、霊の立ち位置が芸術的に絶妙なポジション。
第3話「コロコロコロ」からは、もはや観始めた事を後悔し始める。
キャリーバッグを転がす音が妙にリアルでトラウマになりそう。
第4話「タナカマサル」は、河川敷に埋めたタイムカプセルを掘り起こす男女三人組の話。
もう映像のクオリティーが悪魔的にコワい。
暗闇からサッカボールがコロコロコロ・・・と転がってくるカットは、
冷静に見ればただそれだけの映像なのだが、前後のカットの作用が絶大で、
じわじわと滲み出るコワさ。
第5話「霊界カメラ」は、禁断のURLをクリックしてしまい、
そこで見る映像がこの世の映像ではなかった・・・というIT系恐怖。
まぁ、都市伝説をモチーフにした(一応)実録再現ドラマなのだが、
余計な前置きとかを極端に切り詰めた構成なので、テンポも速く、
尚かつ映像設計にもこだわった秀作だった。
ネカフェのボックスシートで一人で観るには、ちとコワすぎた(爆)
これからは気をつけよう。
この後、さっさと仮眠して、始発の新幹線で帰路につきました。
12/07
ナシ
今週末は、アバターの先行上映が観たい!
が、近所でやっているかどうかが微妙・・・。
徐々に映像が小出しにされてきたので、嫌でも期待感が高まる。
観れなかったら、キャメロン作品を全部観直そう。
ウエダでした。
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