四谷NOW~ホームページ制作会社 gravity works(グラビティ・ワークス)ブログ

トップ > 趣味や旅行

先週観た映画(10/9?10/15)
2009.10.22 (Thu)
先週は仕事が立て込んでいたため、ほとんど映画が観れなかった。
がっ!オッシーに借りた「メタルギアソリッド」を休日にやってみたところ、
これがとんでもなくスゴイゲームで、気がつけば夜明け前だった(爆)!

グラフィックと音響演出がスゴすぎる。
生粋のゲーマーであるオッシーからすれば、
今更何言ってんだ!?って感じだろうが、
正直驚いた。

もちろん自分には難しすぎて、ほとんど何の進展もないのだが、
このグラフィックでゲームができる時代になっていたとは・・・。
つくづく日本のゲームは恐ろしいと感じた週末だった。




10/9
ナシ

10/10
ナシ

10/11
ナシ

10/12
ナシ

10/13
ナシ

10/14
ナシ

10/15
【ダウト ?あるカトリック学校で?(2008)】
レンタルしていたので、返却しようと急いで鑑賞。
第81回アカデミー賞では、主要4部門にノミネートされた。
受賞こそ逃したが、メリル・ストリープの狂気の入った
陰険な老け演技に圧倒される傑作だった。

厳格なカトリック学校で、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる人気のある先生が、
生徒の少年と性的関係があるのではないか、という疑惑を持つところから物語が始まる。

その疑惑を最初に持ったのは、新任教師のエイミー・アダムス。
コイツがそもそもの元凶なのだが、ホフマンのホモ疑惑を
メリル・ストリープにチクったもんだから、さぁ大変。

少々型破りなホフマン先生の人気を快く思っていなかった、
ストリープがホフマンの疑惑を証明しようと、証拠集めに奔走する。

だが、映画はホフマンのホモ疑惑が本当かどうかなんて、実はどうでも良い。
監督のジョン・パトリック・シャンレーは、ホモ疑惑をかけられている神父役に
あえてホフマンをキャスティングしているわけだが、
ホフマン自身が映画でホモ役を演じる事が多いだけに、
疑惑の行方で観客をドキドキさせようなんて事は微塵も思っていないはず。

この映画のテーマは、「疑惑」に振り回される人々の考えや行動を映し出す事にある。

それは、アダムスの無垢な残酷さや、ストリープの執念深い醜さや、
ホフマンの危なっかしい優しさや、少年の母の愛情の形である。

全ての難しい役を、名優達が見事に演じ切る。
それだけでも十分に見応えはあるのだが、
この重厚な演出に一役買ってる撮影も素晴らしい。

寒々しい冬のニューヨークの景色を、見事に捉えた
名手ロジャー・ディーキンスの撮影は、恐ろしいほどに的確。
特にフードに隠れたメリル・ストリープの微妙な表情を
わずかな光線で捉えた映像は絵画的で奥深く、
セリフがなくとも映像だけで語り切ってしまう。

「バートン・フィンク」のクオリティーに迫る、
色彩設計の素晴らしさには、驚くばかり。

ただ、メリル・ストリープの精神が不安定な状況を表現するのに、
まんまカメラを傾けたりして、画作りが少々安っぽくなってしまった。
急にB級サスペンスっぽい画になってしまうのだ。

ビスタサイズでのアングルが非常に難しいのは分かるのだが、
そんな事をしなくても十分表現できていたので、
正位置でじっくり撮る方が効果的だと思うけど・・・。
何でもやりすぎは良くないという事か。

この映画は、元々ピューリッツァー賞を受賞した舞台劇だったわけだが、
当初は年末にひっそりと限定公開されていたらしい。
まぁ、アカデミー賞狙いなのが見え見えだったりするのだが(笑)

確かに思い切り地味な内容なのだが、ここまでズッシリした作品を
104分とかなり短めにまとめたシャンレー監督の構成力はスゴイ。

しかし、ヒゲ無しのホフマンが出て来ると、
大体ホモの役だって事がこれでハッキリしたなぁ(笑)



今週は非常にキケンな匂いがするのだが、堺雅人の怪演が話題の「クヒオ大佐」を観に行くかも。
堺雅人って、ハリウッドでいうエドワート・ノートン的な俳優だと思うんだけど違うだろうか?
あとは、「少年メリケンサック」のDVDをゲットしたので、あの爆笑シーンをじっくり観直したい。


ウエダでした。
個別ページコメント(0)トラックバック(0)

コメントする

※JavaScriptが有効になっている必要があります


GINZA NOW update

23.05.12

銀座NOW

タグクラウド

グラビカ学習帳
CSSブログ