2009.10.15 (Thu)
最近、会社の引越しやら何やらで、バタバタしており、
なかなか映画が観れない状況。
なのに、ゲームはしっかり楽しんでいる。
あ、ゲームに時間を割いているから映画が観れないのか!!!!
・・・。
10/01
【ファウンテン(2006)】
ダーレン・アロノフスキーの壮大なるマスターベーション。
制作当初はブラピが主演と謳われて大作扱いだったが、
結局はヒッソリと公開されて、しっかりとコケた作品。
ヒロインのレイチェル・ワイズが脳だかなんだかの病気で、余命幾ばくもない。
そんなレイチェルを助けようと治療薬を開発しようとする
科学者ヒュー・ジャックマン(この設定に無理がある 笑)。
現在、過去、未来、どの時代でもヒュー・ジャックマンは、
あらゆる方法でレイチェル・ワイズを助けようと奔走する。
そんな2人の姿が、各々の時代を通して、交互に描かれる。
3つの時代をパラレルで描く構成は、新鮮味に欠けて、
演出も実際の嫁さんであるレイチェル・ワイズを
ひたすらキレイに撮る事に徹しているあたりが、
観る人を選ぶ。
「病気の女性を必死で助けようとする男」という構図で、
屈折したロマンチシズムを表現するあたり、
ダーレン・アロノフスキーの愛に対する感覚は、かなりイタイ。
でも、オチが映画の序盤ですぐに分かってしまった自分も
ダーレンと同じくイタイ脳みその持ち主なんだな(笑)
あーあ。
最初から最後まで青臭い話だが・・・
(1)クリント・マンセルのスコア
(2)アナログなテイストのVFX
(3)妙にテンションの高い演出
以上の理由で、見事にお気に入り作品になってしまった。
「レクイエム・フォー・ドリーム」でも強烈なインパクトを
残したクリント・マンセルのスコアがここでも健在。
こういう、どこまでも不完全な作品は、特に可愛いものなのだ。
しかし、ガイジンが宇宙の壮大さを表現するのに、
必ずマヤ文明を持ち出すのは、何とかならないんだろうか。
あれって、ずっとムーを片手にマジメな話をされてる気分になる・・・。
10/02
ナシ
10/03
会社引越のため、ナシ
10/04
引越後の片付けのため、ナシ
10/05
【エイリアン・ネイション(1988)】
町山さんが、ポッドキャストで語っていたのを聞いて、
久しぶりに観たいなぁ、なんて思ってたら、行きつけの中古屋で
500円で売ってるのを発見!
即ゲットして、久しぶりに鑑賞。
高校の時に観て以来なので、実に十数年ぶり!!!!
今観ても、冒頭のUFO不時着の映像や、現在とそれほど変わらない未来像が
無理していなくて、とてもいい。
地球に不時着したUFO(実は奴隷船)から出てきたのは、なんとエイリアンだった!
というスゴイ導入部から、地球に住み着いたエイリアン達が巻き起こす事件を描く。
いろいろとツッコミどころはあるけれど、
まぁそれは置いておいて、お話のテンポも良く、ジェームズ・カーンの演技も
いぶし銀の味があって、とても良い。
カーン以外のスターや、大したVFXも無いのに、
アイデア一発で見せ切る演出は大したもんだ。
ちなみに原案はジェームズ・キャメロンが絡んでいる。
物語の核となるプロットはジェームズ・キャメロンによるものだ。
この頃のキャメロンって、B級なアイデアをいっぱい持っていたのだが・・・。
10/06
【パール・ハーバー ディレクターズカット版(2001)】
ディレクターズカット版は戦闘描写からして全然違う、と評判だったので、
ず?っと気になっていたのだが、やっと観れた。
オリジナル版を観た時は、日本の描き方がさっぱりダメな事を差し引いても、
かったるいメロドラマにウンザリしたのだが、
ディレクターズカット版を観たところで印象は変わらなかった。
確かに戦闘シーンの描写が多少リアル(残虐?)になっていたり、
どーでもいいシーンが少し長くなってたりするけど、だからといって、
ストーリーが変わるほどではない(当たり前だが)。
核となるプロットがどうしようもないほど出来が悪いので、
戦闘シーンだけが楽しみになる。
大挙して真珠湾に攻め込むゼロ戦の勇姿には、確かに一瞬だけ燃える。
だが、それはそれ。ベン・アフレックとジョシュ・ハートネットの女の取り合いに話が及ぶと、
早送りボタンを押したくてウズウズしてくる
マイケル・ベイは「バッドボーイズ」や「トランスフォーマー」みたいな
「脳みそは家に置いてこい!」的な娯楽映画に徹していればよかったのに・・・
とつくづく思う。
こんな映画に190億円ものお金を注ぎ込めるハリウッドのパワーは、
やはりスゴイと思うのだが、同時にこんな映画に大金を使うアホな奴らだとも思う。
これだけ好きでない映画は珍しいので、本当に見方を間違っていないかと、
確認の意味を込めて、実は5回くらい観ているのだが、今回で間違いなく
好きでない事が分かった。
また、何年かしたら観てみよう。
10/07
ナシ
10/08
ナシ
そういえば、先日若き日のデ・ニーロが出演している「血まみれギャングママ」の
DVDを格安で見つけたのでゲットした。
シェリー・ウィンタースが汚れ役をした70年代のカルト・ムービーだ。
あとは、今年のアカデミー賞で評判だった「ダウト」をレンタル。
これは今週末は、ゆっくりできそうなので、この2本は必ず観よう。
ウエダでした。
なかなか映画が観れない状況。
なのに、ゲームはしっかり楽しんでいる。
あ、ゲームに時間を割いているから映画が観れないのか!!!!
・・・。
10/01
【ファウンテン(2006)】
ダーレン・アロノフスキーの壮大なるマスターベーション。
制作当初はブラピが主演と謳われて大作扱いだったが、
結局はヒッソリと公開されて、しっかりとコケた作品。
ヒロインのレイチェル・ワイズが脳だかなんだかの病気で、余命幾ばくもない。
そんなレイチェルを助けようと治療薬を開発しようとする
科学者ヒュー・ジャックマン(この設定に無理がある 笑)。
現在、過去、未来、どの時代でもヒュー・ジャックマンは、
あらゆる方法でレイチェル・ワイズを助けようと奔走する。
そんな2人の姿が、各々の時代を通して、交互に描かれる。
3つの時代をパラレルで描く構成は、新鮮味に欠けて、
演出も実際の嫁さんであるレイチェル・ワイズを
ひたすらキレイに撮る事に徹しているあたりが、
観る人を選ぶ。
「病気の女性を必死で助けようとする男」という構図で、
屈折したロマンチシズムを表現するあたり、
ダーレン・アロノフスキーの愛に対する感覚は、かなりイタイ。
でも、オチが映画の序盤ですぐに分かってしまった自分も
ダーレンと同じくイタイ脳みその持ち主なんだな(笑)
あーあ。
最初から最後まで青臭い話だが・・・
(1)クリント・マンセルのスコア
(2)アナログなテイストのVFX
(3)妙にテンションの高い演出
以上の理由で、見事にお気に入り作品になってしまった。
「レクイエム・フォー・ドリーム」でも強烈なインパクトを
残したクリント・マンセルのスコアがここでも健在。
こういう、どこまでも不完全な作品は、特に可愛いものなのだ。
しかし、ガイジンが宇宙の壮大さを表現するのに、
必ずマヤ文明を持ち出すのは、何とかならないんだろうか。
あれって、ずっとムーを片手にマジメな話をされてる気分になる・・・。
10/02
ナシ
10/03
会社引越のため、ナシ
10/04
引越後の片付けのため、ナシ
10/05
【エイリアン・ネイション(1988)】
町山さんが、ポッドキャストで語っていたのを聞いて、
久しぶりに観たいなぁ、なんて思ってたら、行きつけの中古屋で
500円で売ってるのを発見!
即ゲットして、久しぶりに鑑賞。
高校の時に観て以来なので、実に十数年ぶり!!!!
今観ても、冒頭のUFO不時着の映像や、現在とそれほど変わらない未来像が
無理していなくて、とてもいい。
地球に不時着したUFO(実は奴隷船)から出てきたのは、なんとエイリアンだった!
というスゴイ導入部から、地球に住み着いたエイリアン達が巻き起こす事件を描く。
いろいろとツッコミどころはあるけれど、
まぁそれは置いておいて、お話のテンポも良く、ジェームズ・カーンの演技も
いぶし銀の味があって、とても良い。
カーン以外のスターや、大したVFXも無いのに、
アイデア一発で見せ切る演出は大したもんだ。
ちなみに原案はジェームズ・キャメロンが絡んでいる。
物語の核となるプロットはジェームズ・キャメロンによるものだ。
この頃のキャメロンって、B級なアイデアをいっぱい持っていたのだが・・・。
10/06
【パール・ハーバー ディレクターズカット版(2001)】
ディレクターズカット版は戦闘描写からして全然違う、と評判だったので、
ず?っと気になっていたのだが、やっと観れた。
オリジナル版を観た時は、日本の描き方がさっぱりダメな事を差し引いても、
かったるいメロドラマにウンザリしたのだが、
ディレクターズカット版を観たところで印象は変わらなかった。
確かに戦闘シーンの描写が多少リアル(残虐?)になっていたり、
どーでもいいシーンが少し長くなってたりするけど、だからといって、
ストーリーが変わるほどではない(当たり前だが)。
核となるプロットがどうしようもないほど出来が悪いので、
戦闘シーンだけが楽しみになる。
大挙して真珠湾に攻め込むゼロ戦の勇姿には、確かに一瞬だけ燃える。
だが、それはそれ。ベン・アフレックとジョシュ・ハートネットの女の取り合いに話が及ぶと、
早送りボタンを押したくてウズウズしてくる
マイケル・ベイは「バッドボーイズ」や「トランスフォーマー」みたいな
「脳みそは家に置いてこい!」的な娯楽映画に徹していればよかったのに・・・
とつくづく思う。
こんな映画に190億円ものお金を注ぎ込めるハリウッドのパワーは、
やはりスゴイと思うのだが、同時にこんな映画に大金を使うアホな奴らだとも思う。
これだけ好きでない映画は珍しいので、本当に見方を間違っていないかと、
確認の意味を込めて、実は5回くらい観ているのだが、今回で間違いなく
好きでない事が分かった。
また、何年かしたら観てみよう。
10/07
ナシ
10/08
ナシ
そういえば、先日若き日のデ・ニーロが出演している「血まみれギャングママ」の
DVDを格安で見つけたのでゲットした。
シェリー・ウィンタースが汚れ役をした70年代のカルト・ムービーだ。
あとは、今年のアカデミー賞で評判だった「ダウト」をレンタル。
これは今週末は、ゆっくりできそうなので、この2本は必ず観よう。
ウエダでした。
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