2014.04.16 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。以前、自動ドアの開け方がわからないで入店が困難だったことでデザインを考えました。このお店は自動ドアの開け方を丁寧にわかりやすくに教えてくれています。
まず、立ち位置として、ガラス扉の下部に矢印が書いてあります。しかも4本と、かなり手厚いです。お店の外側には赤いフロアマットが設置されていることにより、立ち位置はバッチリわかります。内側にも同じく赤いフロアマットがありますが、こちらは丁寧に白い足跡まで印刷されています。注目を集める意味でしょうか、よく見るとフロアマットは黄色いテープで留めてあるようです。
これだけ強く導線をアピールしているなら、立ち位置、自動ドアの開け方は迷わないでしょう。
これが、「格好いい」、「クール」なデザインかと言われれば「ノー」と答える人が多数でしょう。ですが情報デザインという意味では、とても分かりやすいデザインだと言えると思います。ちょっとやり過ぎ感がありますか。
ホームページ制作でも、ユーザーがどの情報を欲しいと考えているか、動きを想像し、ボタンやメニューなどの配置を出来るだけわかりやすく設置してあげることが、UIデザインのユーザビティを考える基本だと考えます。その中でどういったデザインにするか、どの程度目立たせるのか、飾るか、全体のバランスを考えていくことことになります。
ちなみに、このお店はマスクをつけているウサギでおなじみの四谷の金物屋「フカツ」です。
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