2012.02.01 (Wed)
グラビティ・ワークスの浅賀です。
先日、html5とCSS3のセミナーに参加してきました。私は業務としては実際にコーディングすることはありません、というか、できません。ですが、概要としてポイントをつかむ事は必要と考えての参加です。
CSS3では、CSSでの表現範囲がかなり増えました。角丸や影、グラデーションなどです。画像書き出しの手間が省けたり、画像の使用を少なくできる分ページを軽くできそうです。スマフォコンテンツなどにも有用そうです。
ただ、あまりCSS3での表現にこだわりすぎると、自分の中でデザインに限界を作ってしまいそうなので注意が必要そうです。技術ありき、ではなく、ユーザビリティや訴求力などでデザインをしていくことに心がけたいですね。
html5はある種、衝撃的でした。こんなにも文章構造をかなり詳細にマークアップできるため、要素の役割がかなりはっきりするのか、とびっくりしました。表示した状態だけでなく、マークアップ状態でもページの文脈が読み取れる、という訳です。html4、xhtml1とはかなり違います。とはいうものの、マークアップ自体がものすごくスキルが必要、ということではなさそうです。まずは、ページの構造を読み取り、それを構造化していくことが今以上に必要となりますので、エンジニアにはマークアップ技術の他、理解力が必要となりそうです。これは難しいです。個々の理解の深さや方向の違いなどでマークアップする構造も違ってくる、ということです。ですので、構造を読み取ることに迷ったらひとりで解決するのではなくチームで相談して意見交換し解決する事をおすすめしていたのが印象的でしたす。
また、html5がマルチデバイスの共通プラットフォームになりえる、ということも印象的でした。PC、スマフォ、タブレット、はもちろん、電子書籍、家電、自動車など。これはビジネスチャンスが増えるとともに、今取り組めばメリットがありそうです。いや、取り組まないとおいていかれてしまうのかもしれません。
ちょっと遅いかもしれませんが、html5、CSS3に本格的に取り組む時が来た、と認識できた、そんなセミナーでした。
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