グラビティ・ワークスの浅賀です。 CDとDVDのレンタルにまだまだ『DMM.com』を利用しています。最近、DMMのギフト券なるものをいただいたので、秋の新作をまとめて借りたりしました。
インターネットで注文して、家に届く。これは便利、そう思っていました。待っていれば届く、という意味では楽ちんですね。ただ、本当に私のニーズに合っているのか、疑問も出てきました。
DVDやCDが視聴はふとしたきっかけで突然したくなることが多いです。テレビ番組でオススメ映画として紹介されていたり、生活の中で過去の名作を思い出す出来事があったり。そんな時に、ふとスイッチがオンになるのは私だけではないと思います。こうなると発注から早くても数日しないと届かないレンタルサービスというのは、気が抜ける感は否めません。
まとまった枚数をレンタルしても『準備できたもの次第発送します』というのも気が抜けます。レンタル中で返却待ちあったりと事情は想像できるのですが、まとめてガーッと観たいのだ、という感情はどう消化すればいいのでしょう。
そもそも、自宅から徒歩3分にあった大手レンタルショップが撤退したところから、私のレンタルライフにひずみが生じました。このショップ、見た目には繁盛していたのに、おそらく効率化一環や経営方針として実店舗縮小方針があったと想像できます。在庫を集中させて在庫削減、ストックヤード費店舗費削減、人件費削減、など、メリットも多い気がします。
ですが、利用者のレンタルライフの利便性を犠牲にして企業の利益を優先しているように思えるのは私だけでしょうか?
といいつつ、最寄りのレンタルショップでも自動車で5分となり、レンタルのためにエンジンをかけるのは面倒だし、どこかで違和感を残しつつ今回もネットレンタルのボタンをクリックする私です。
グラビティ・ワークスの浅賀です。ネットで借りて自宅に届きポストに返却、のDMM.comを使ってみた。理由は近所のツタヤが閉店したためと、なんといっても只今レンタル半額中だからだ。
近所のツタヤの閉店には困った。そんなに頻繁に借りていたわけではないけれども、いざないとなると、気になるDVDが余計に気になり、聴きたい音楽が今すぐ聴きたかったりしてくるから困ったものだ。
さっそくWEBサイトでチェック。ツタヤも類似サービスを展開しているが、一枚ずつ課金されるのではなく月額利用料のようだ。散発的に借りる私のスタイルには合わない。その点、DMMは一枚単位だから利用しやすい。単価はちょっと高めの設定のようだが、気になるほどでもない。通常CD、DVDだいたい一枚480円ぐらい、何せ今なら半額だ。
早速WEBサイトへ。サイトの作りには言いたい事、改善点はたくさんありそう。こちとらその道のプロだ。まあ、そこは目をつぶってWEBで借りたいものを探すことに。
借りたいものがある場合、実店舗で目的のものを足を使って探しまわるより効率的に探せた。では、何が借りたいか決まっていないが何か借りたい、という、“ながらユース”に対してはどうだろう? こちらも、サイト内を巡回できる動線が設計されているので、ニーズはみたせそう。アテもなく店内を徘徊して気が付いたら1時間経っていて結局何も手に持っていなかった、ということは減りそう。リアル店舗よりバスケットの中に商品をいれる確率は高そうだ。
結局のところ、実店舗のメリットとして考えていた“ブラブラ歩きながら観たいものを探せる”にも疑問符をつけた形だった。また、やっぱりインターネットの方が便利、という結論は、仕事と日常生活を通してブラウザを通してのサービスの利用にかなり慣れていることに気がつかされた。
さて、物は翌日届いた。観たいときには、観られない。厳密なリアルタイム性がないので、こちらはリアル店舗と比べるとデメリットに上げられそう。日常生活レベルであれば、発注→注文→到着が中0日というのは十分満足できる速さなのだけれども、日曜日の午後に思い立ったのではハッピーな週末最後の時間は過ごせない。
届いてみて気が抜けたのは、パッケージの簡素ぶり(写真)。ペラッと届いた。これにはいささか驚いた。大きな段ボール箱の中央にポツンと梱包されて届くアマゾンよりは好感が持てるけど、こんなにペラッとでいいの? 案外ディスクって丈夫なのね。
使ってみた感想としては価格、利便性は○、スピードは△。でも私のスタイルには合ってそうなので、これから使っていくサービスの仲間に入りました、DMM.com。