2009.08.19 (Wed)
現在、ハマりまくっているゲーム「戦場の絆 アーケード版」で
大規模なイベントが行われている。
そのイベントとは、東日本と西日本に分かれて戦う、「エリア勢力戦」だ。
自分たちだけが勝てば良いのではなく、全参加プレイヤーの戦闘のスコアが
随時集計されて、総合得点での争いとなる。
これに参加したくて仕方がないのだが、
タイミングが合わず、まだ1回しか参戦できていない。
現在、東エリアが劣勢とのこと。
少しでも早く参戦して、仲間(会った事ないけど)と一緒に、
巻き返したいところだ・・・って、
こんなところで闘志を燃やしてもいいのか?オレ。
※闘志は有限です。
8/10
ナシ
8/11
ナシ
8/12
【シスターズ(2006)】
デパルマ初期の傑作「悪魔のシスター」のリメイク作品。
何故、「悪魔のシスター」の2006年にリメイクしたのかは不明なのだが、
観てみると、リメイクした理由がもっと分からなくなる。
ストーリーに大きな改変もなく(というかむしろ忠実)、
ただキャストを変えて撮り直しただけって感じ。
出演は、「KIDS」のクロエ・セヴィニーに
「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レイと実力派揃い。
がっ!
クロエ・セヴィニーの演技は、終始オドオドしているだけで、
これじゃ殺人目撃しても、逆に怪しまれるって(笑)
最初から完全に怪しさ全開のスティーヴン・レイに至っては、
単なるミスキャストとしかいいようがない。
だって、目が優しすぎて、善人にしか見えないんだもの(笑)
ルー・ドワイヨンに関しては、御愁傷様としか言いようがない。
せっかくのハリウッドデビューがこの作品では、どうしようもない。
脚本ダメ、キャストダメとなってくると、
後は演出とか音楽とかで勝負してほしいのだが、
こちらも残念ながら、オリジナルを超えられなかった。
まぁ、オリジナルが偉大すぎて(音楽はバーナード・ハーマン!)
それは無理というものか。
せめて、オリジナルを忘れて、独自の視点で、
ストーリーを構築すれば良かったのに・・・。
そもそもデパルマの「悪魔のシスター」もヒッチコックテイストの
サスペンスをデパルマ的解釈で撮影したのが良かったのだから。
リメイクのリメイクって感じになってしまい、
コピー劣化が起こったワケだ。
いっそ、ガス・ヴァン・サントの「サイコ」みたいに、
カメラアングルまで完全に再現すれば良かったんじゃなかろうか。
ああ、「エンドレス・エイト」の悪夢が蘇る。
8/13
【TATARI(1999)】
ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが立ち上げた
ホラー専門レーベル「ダークキャッスル・エンタテイメント」の
記念すべき第一作。
何故観たかというと、レコミンツでDVDを買ったから。
350円だったら、そりゃ買うでしょ。買わないか。
見せ物映画の神様・ウィリアム・キャッスルの
「地獄へつゞく部屋」のリメイクという体だが、
設定のみを残して、後は登場人物が死にまくるだけなので、
リメイクかどうかは関係ない。
第一作という事もあって、ジェフリー・ラッシュやファムケ・ヤンセン、
ピーター・ギャラガーなどの演技派を揃えて力が入っている。
脇役にも「死霊のしたたり」のジェフリー・コムズを凶悪な医師役で
出演させるなど、ホラーファン好みの配役。
だけど、マンガみたいなストーリー展開のおかげで、
随所に見られる恐怖演出が台無し。
ストーリーは、超シンプル。
残虐な人体実験が行われたという廃病院で、一晩過ごせたら100万ドルという
イベントを催すジェフリー・ラッシュ。
イベント開始直後から、さっそく怪現象もスタート。
次々と参加者達が血祭りに上げられていく。
そんな勢いだけの殺人シーンが連発するだけあって、最初から「お化け屋敷」仕様。
どうアレンジしても、お化け屋敷レベルの恐怖しか表現できない
ポンコツストーリー。
こんなストーリーで、B級専門監督のウィリアム・マローンは、
良くがんばった方だと思う。
つくづく、アメリカ人って怖がらせる事に関しては、
本当にダメだと思う。
もはや「来るぞ?来るぞ?」ってのすら無い。
「まさかここで来ないよな」っていうユルいシーンで、
ショック演出をブッ込んでくるもんだから、興醒めです。
較べるべきではないけど、これならパリス・ヒルトンが
出ている「蝋人形の館」の方が数倍意外性があった。
しかし、オチが分かっているホラー作品のリメイクって、
今更やる意味あるのだろうか。
8/14
【ロストボーイ(1987)】
ブックオフにて980円で2枚組版をゲット。
高校生の時に観て以来、久しぶりに観るのだが、
やっぱ80年代の映画はいい!!!!!
リチャード・ドナーのプロダクションが制作しているのだが、
監督は当時新人のジョエル・シュマッカー。
主演は、「グーニーズ」の主演コンビ、コリー・ハイムと
コリー・フェルドマン(ダブルコリーとか言われてたな)だが、
実質的な主人公は、若きジェイソン・パトリックが演じるマイケル。
あと、この作品で忘れてはならないのが、「24」のキーファー・サザーランド。
当時、「スタンド・バイ・ミー」などの悪役でメキメキと頭角を現していた。
今作でもクールなヴァンパイア役は、強烈なインパクトがあって新鮮だった。
いずれにせよ、青春ヴァンパイアものというジャンルを
打ち立てた記念すべき作品でもある。
この作品が作られなかったら「バッフィ・ザ・バンパイアキラー」とか
「トワイライト」は無かったはず。
80年代のロック&ポップスを全編で使用しているのも特徴である。
無性に「スタンド・バイ・ミー」や「ヤングガン」が観たくなった。
8/15
【ブレインストーム(1983)】
これもブックオフにて、500円でゲット。
ダグラス・トランブルが制作した
ヴァーチャル・リアリティーを先取りしたSF作品。
人間の記憶が記録できるマシンを開発したことから、
マシンが引き起こす出来事と周囲の人間模様を描く。
特にこれといった事件もないし、軍事利用を目論む軍関係者も
出てくるが、ストーリーに紐づくような陰謀めいた展開はナシ。
なので、派手なアクションやどんでん返し的な展開も無い。
大ヒット作「ゴースト ニューヨークの幻」で名を馳せた、
ブルース・ジョエル・ルービンの脚本は、起伏のない平坦な印象。
そもそも、これはダグラス・トランブルがショースキャンのための
デモンストレーション的作品だ。
実際はショースキャン(70mmフィルム、秒60コマという大型映像用の
フォーマット)で撮影されなかったが、65mmで撮影された主観映像は、
臨場感がスゴイ。
これは、ぜひ大画面で観てみたいものだ。
しかし、この映画のスゴいところは、主観映像のクオリティーではなく、
「死の瞬間」を描いたという点にある。
ルイーズ・フレッチャー演じる研究チーフのリリアンが自らの死を記録し、
それをクリストファー・ウォーケン演じるマイケルが「体験」する。
これがこの映画のクライマックスである。
そのシーンが最も重要であって、それまでのドラマの展開などは、
はっきり言って全然面白くない。
技術的には、当時最先端(考え方によっては現在も最先端かも)の映像が
話題になったのだが、何よりもマイケルの妻を演じたナタリー・ウッドが
撮影中に水死した事でも話題になった。
この水死事件は、未だに謎とされている部分が多く、
ハリウッドスキャンダルの中でも特に異質な事件として有名。
詳しくは、ハリウッドの黒歴史を記述した、
ケネス・アンガー著「ハリウッド・バビロン」でどうぞ。
こんな悲劇があったとしても、
ナタリー・ウッドの美しさにはウットリしてしまう。
・・・つくづく残念に思う。
この映画の興行的失敗のせいで、
ダグラス・トランブルは映画を制作できなくなってしまった。
何かと因縁深い作品なんだな・・・。
8/16
ナシ
今週末は帰省するため、あんまり映画が観れなさそう・・・。
ああ、「96時間」が観たい?(「G.I.ジョー」はもういいや 笑)
ウエダでした。
大規模なイベントが行われている。
そのイベントとは、東日本と西日本に分かれて戦う、「エリア勢力戦」だ。
自分たちだけが勝てば良いのではなく、全参加プレイヤーの戦闘のスコアが
随時集計されて、総合得点での争いとなる。
これに参加したくて仕方がないのだが、
タイミングが合わず、まだ1回しか参戦できていない。
現在、東エリアが劣勢とのこと。
少しでも早く参戦して、仲間(会った事ないけど)と一緒に、
巻き返したいところだ・・・って、
こんなところで闘志を燃やしてもいいのか?オレ。
※闘志は有限です。
8/10
ナシ
8/11
ナシ
8/12
【シスターズ(2006)】
デパルマ初期の傑作「悪魔のシスター」のリメイク作品。
何故、「悪魔のシスター」の2006年にリメイクしたのかは不明なのだが、
観てみると、リメイクした理由がもっと分からなくなる。
ストーリーに大きな改変もなく(というかむしろ忠実)、
ただキャストを変えて撮り直しただけって感じ。
出演は、「KIDS」のクロエ・セヴィニーに
「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レイと実力派揃い。
がっ!
クロエ・セヴィニーの演技は、終始オドオドしているだけで、
これじゃ殺人目撃しても、逆に怪しまれるって(笑)
最初から完全に怪しさ全開のスティーヴン・レイに至っては、
単なるミスキャストとしかいいようがない。
だって、目が優しすぎて、善人にしか見えないんだもの(笑)
ルー・ドワイヨンに関しては、御愁傷様としか言いようがない。
せっかくのハリウッドデビューがこの作品では、どうしようもない。
脚本ダメ、キャストダメとなってくると、
後は演出とか音楽とかで勝負してほしいのだが、
こちらも残念ながら、オリジナルを超えられなかった。
まぁ、オリジナルが偉大すぎて(音楽はバーナード・ハーマン!)
それは無理というものか。
せめて、オリジナルを忘れて、独自の視点で、
ストーリーを構築すれば良かったのに・・・。
そもそもデパルマの「悪魔のシスター」もヒッチコックテイストの
サスペンスをデパルマ的解釈で撮影したのが良かったのだから。
リメイクのリメイクって感じになってしまい、
コピー劣化が起こったワケだ。
いっそ、ガス・ヴァン・サントの「サイコ」みたいに、
カメラアングルまで完全に再現すれば良かったんじゃなかろうか。
ああ、「エンドレス・エイト」の悪夢が蘇る。
8/13
【TATARI(1999)】
ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが立ち上げた
ホラー専門レーベル「ダークキャッスル・エンタテイメント」の
記念すべき第一作。
何故観たかというと、レコミンツでDVDを買ったから。
350円だったら、そりゃ買うでしょ。買わないか。
見せ物映画の神様・ウィリアム・キャッスルの
「地獄へつゞく部屋」のリメイクという体だが、
設定のみを残して、後は登場人物が死にまくるだけなので、
リメイクかどうかは関係ない。
第一作という事もあって、ジェフリー・ラッシュやファムケ・ヤンセン、
ピーター・ギャラガーなどの演技派を揃えて力が入っている。
脇役にも「死霊のしたたり」のジェフリー・コムズを凶悪な医師役で
出演させるなど、ホラーファン好みの配役。
だけど、マンガみたいなストーリー展開のおかげで、
随所に見られる恐怖演出が台無し。
ストーリーは、超シンプル。
残虐な人体実験が行われたという廃病院で、一晩過ごせたら100万ドルという
イベントを催すジェフリー・ラッシュ。
イベント開始直後から、さっそく怪現象もスタート。
次々と参加者達が血祭りに上げられていく。
そんな勢いだけの殺人シーンが連発するだけあって、最初から「お化け屋敷」仕様。
どうアレンジしても、お化け屋敷レベルの恐怖しか表現できない
ポンコツストーリー。
こんなストーリーで、B級専門監督のウィリアム・マローンは、
良くがんばった方だと思う。
つくづく、アメリカ人って怖がらせる事に関しては、
本当にダメだと思う。
もはや「来るぞ?来るぞ?」ってのすら無い。
「まさかここで来ないよな」っていうユルいシーンで、
ショック演出をブッ込んでくるもんだから、興醒めです。
較べるべきではないけど、これならパリス・ヒルトンが
出ている「蝋人形の館」の方が数倍意外性があった。
しかし、オチが分かっているホラー作品のリメイクって、
今更やる意味あるのだろうか。
8/14
【ロストボーイ(1987)】
ブックオフにて980円で2枚組版をゲット。
高校生の時に観て以来、久しぶりに観るのだが、
やっぱ80年代の映画はいい!!!!!
リチャード・ドナーのプロダクションが制作しているのだが、
監督は当時新人のジョエル・シュマッカー。
主演は、「グーニーズ」の主演コンビ、コリー・ハイムと
コリー・フェルドマン(ダブルコリーとか言われてたな)だが、
実質的な主人公は、若きジェイソン・パトリックが演じるマイケル。
あと、この作品で忘れてはならないのが、「24」のキーファー・サザーランド。
当時、「スタンド・バイ・ミー」などの悪役でメキメキと頭角を現していた。
今作でもクールなヴァンパイア役は、強烈なインパクトがあって新鮮だった。
いずれにせよ、青春ヴァンパイアものというジャンルを
打ち立てた記念すべき作品でもある。
この作品が作られなかったら「バッフィ・ザ・バンパイアキラー」とか
「トワイライト」は無かったはず。
80年代のロック&ポップスを全編で使用しているのも特徴である。
無性に「スタンド・バイ・ミー」や「ヤングガン」が観たくなった。
8/15
【ブレインストーム(1983)】
これもブックオフにて、500円でゲット。
ダグラス・トランブルが制作した
ヴァーチャル・リアリティーを先取りしたSF作品。
人間の記憶が記録できるマシンを開発したことから、
マシンが引き起こす出来事と周囲の人間模様を描く。
特にこれといった事件もないし、軍事利用を目論む軍関係者も
出てくるが、ストーリーに紐づくような陰謀めいた展開はナシ。
なので、派手なアクションやどんでん返し的な展開も無い。
大ヒット作「ゴースト ニューヨークの幻」で名を馳せた、
ブルース・ジョエル・ルービンの脚本は、起伏のない平坦な印象。
そもそも、これはダグラス・トランブルがショースキャンのための
デモンストレーション的作品だ。
実際はショースキャン(70mmフィルム、秒60コマという大型映像用の
フォーマット)で撮影されなかったが、65mmで撮影された主観映像は、
臨場感がスゴイ。
これは、ぜひ大画面で観てみたいものだ。
しかし、この映画のスゴいところは、主観映像のクオリティーではなく、
「死の瞬間」を描いたという点にある。
ルイーズ・フレッチャー演じる研究チーフのリリアンが自らの死を記録し、
それをクリストファー・ウォーケン演じるマイケルが「体験」する。
これがこの映画のクライマックスである。
そのシーンが最も重要であって、それまでのドラマの展開などは、
はっきり言って全然面白くない。
技術的には、当時最先端(考え方によっては現在も最先端かも)の映像が
話題になったのだが、何よりもマイケルの妻を演じたナタリー・ウッドが
撮影中に水死した事でも話題になった。
この水死事件は、未だに謎とされている部分が多く、
ハリウッドスキャンダルの中でも特に異質な事件として有名。
詳しくは、ハリウッドの黒歴史を記述した、
ケネス・アンガー著「ハリウッド・バビロン」でどうぞ。
こんな悲劇があったとしても、
ナタリー・ウッドの美しさにはウットリしてしまう。
・・・つくづく残念に思う。
この映画の興行的失敗のせいで、
ダグラス・トランブルは映画を制作できなくなってしまった。
何かと因縁深い作品なんだな・・・。
8/16
ナシ
今週末は帰省するため、あんまり映画が観れなさそう・・・。
ああ、「96時間」が観たい?(「G.I.ジョー」はもういいや 笑)
ウエダでした。
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