2009.07.23 (Thu)
ついにというか、なんというか・・・
PSP関連グッズを買い漁り始めてしまった。
本体の保護ケースやUSB充電器、
TV出力用ケーブルに攻略本・・・。
ダメじゃないけど、そういう事を始めたら
最後だと思っていたんだけど・・・。
7/13
録りためた「涼宮ハルヒの憂鬱」を一気に観たのでナシ
同じシチュエーションを違ったアングルで繰り返すストーリー。
放送事故かと思ったが、原作のまんまをやったワケですな。
実験的で面白い。
7/14
ナシ
7/15
ナシ
7/16
【スターゲイト(1994)】
レコミンツで600円でゲット。
あまりもの安さに、思わず買ってしまった。
久しぶりに観ると、主演のジェームス・スペイダーってすごく怪しい。
体温の低そうな顔に、感情表現があまりない演技。
それだけに「ウルフ」の時の悪役はすっごいハマってた。
公開当時にローランド・エメリッヒが「アラビアのロレンスを意識して作った」って
インタビューで読んだけど、砂漠って事以外に何も当てはまらないウソっぷり。
こいつはいっつもデタラメな事言うけど、映画のB級加減は最高。
エジプト人を支配していたのは宇宙人でしたっていう設定は、
使い古された感じだけど、オーパーツがワームホールの入り口だったというアイデアは、
当時は新しかったのかも。
あと、VFXにデジタル技術が導入された黎明期の作品なので、
アラが目立つもののラーがトランスフォームするカットは、
モーフィングを上手く応用していて、今観てもいい感じ。
まぁ、大したオチもなく、尻すぼみな感じなんだけど、
そういう所もエメリッヒらしくて良い。
7/17
【タイムコップ(1994)】
以前から観直したかったのだが、
ブックオフで500円で売られていたので即ゲット。
これも「スターゲート」同様にデジタルVFX黎明期の作品。
なので、色々とアラが目立つが、ジャン・クロード・ヴァンダムの
キレの良いアクションを観る事ができる。
「ブレード・ランナー」のシド・ミードがデザイナーとして参加しているが、
なんの効果も生んでいないのがスゴい(笑)
タイムトラベルを使った犯罪を取り締まるヴァンダムが、極悪上院議員と戦う。
それも「この政治家風情が、ナメんなよ!」と真っ正面からぶつかっていく。
このアタマを全然使わない感じがとても良い。
アクション映画はこうでなくちゃ。
7/18
【ジーザス・キャンプ(2006)】
TOKYO MXテレビで放映している「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」にて、鑑賞。
尊敬している映画評論家の町山さんが、未公開映画(主にドキュメンタリー)を解説。
数回に分けて放送する。
町山さんの解説は、実際の取材や、様々な文献から調べ上げた情報精度の高さが素晴らしい。
その膨大な情報から、実に分かりやすく必要なテキストを抽出して解説してくれる。
それだけだと、単にマニアックになってしまうのだろうが、
そこにオセロ松嶋さんが、素朴な質問(ボケ?)をしてくれるので、
映画への理解が一層深まるという、とても良質な映画番組だ。
録画していた「ジーザス・キャンプ」の回を一気に観た。
町山さんの雑誌記事で何度か取り上げられていたので、
以前から作品の存在は知ってはいたのだが、
ついに観る事ができた。
アメリカにはキリスト教原理主義の国民が10%もいるという。
そんな人達が子供達にキリスト教原理主義を叩き込むという課外授業。
それが「ジーザス・キャンプ」だ。
映画は、その授業の様子を、あくまでも傍観的観点で捉えていく。
強烈な授業風景には、かなり戸惑いを感じるが、
あまりにも極端な理論と感情的すぎる授業方法は、
観ているうちに、どんどん面白くなってくる。
自分の宗教観をなんとな?く確認できる作品でもある。
しかし、子供達が「ハリー・ポッター」が観たい?って言っても、
「ハリーポッターは神の敵よ!ハリーポッターは悪魔の使い!旧聖書なら死刑に等しい!」
と言って観せない(笑)
これって、何かの冗談?って思ったけど、
彼らはいたって真剣なのだ。
ノンフィクションなのに、ものすごい価値観の違いに、
フィクション的なものを感じるのは何故?
強烈だった。
日を空けて、もう一度観ようと思う。
【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)】
新作を観るために復習。
個人的には「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」が一番好きなのだが、
「不死鳥の騎士団」はイマイチ。
色々と事件は起こるけど、ストーリー的に進展がほとんどない。
映像的には、「アズガバンの囚人」から大分落ち着いたトーンになって、
深みは出たから、観やすいのだけれど。
あと、本作のハリーを観ていると、若干調子に乗っているように見えて、
少しイラっとする自分の器の小ささに、ため息が出た。
調子に乗ってるメガネ男子を好きでないだけなんだけど(あ!自分もメガネだった)。
7/19
【ハリーポッターと謎のプリンス(2009)】
これほどの人気シリーズって、今回は誰が死んじゃうとか、
ヴォルデモートとどうやって戦うとか、色々な展開が期待されるわけだが、
やっぱりだけど、ストーリーそのものの進展はほとんどない。
もはや、それが良いとか悪いとかの話ではなく、
そういうもったいぶったストーリー展開で楽しむ話なんだな、これは。
シリーズ6作目にして、やっと理解できたような・・・。
今回の特徴としては、登場人物の恋愛がメインとなっていて、
前半は学園ラブコメみたいな展開。
そこは、中々面白い。
というよりも、ロンがナヨナヨキャラのくせに、
妙に厚い胸板のマッスルボディに育ってしまっているのが面白い。
しかし、ウザさは「サザエさん」のカツオ並み。
もう中盤のウザさは神がかり的(笑)
で、中盤以降は、フォーマット化されたかのような平凡な展開にガッカリ。
また先延ばしされちゃったよ・・・と思っていたら、
次回の最終作「ハリーポッターと死の秘宝」は前編・後編の2部構成に!!!!!
・・・いや、別に商売だからいいんだけどさ。
パパっと観れる、速い展開でお願いします。
【ノウイング(2009)】
予告編を観る限り、ローランド・エメリッヒ的なディザスタームービーかと
思っていたのだが、色々と見知りするうちに良い評判を目にする事が多かった。
監督が大好きなアレックス・プロヤスだし、観に行く価値は充分にある!
と思って、イライラさせられたハリポの後に続けて鑑賞。
しかも貯まったポイントで無料だったのが良かった。
ホント、TOHOシネマズのポイントサービスは止めないでほしい。
ワーナー・マイカルさんは止めちゃうんだよなぁ・・・残念。
作品は、前評判通りにスゴイ内容だった!!!!
最近観た映画の中では、トンデもない驚きの連続。
どんでん返しとかそういう事ではなく、どんどんと広がるスケールと、
主人公が謎を追い求めるごとに、読めなくなるオチ。
ニコラス・ケイジの演技はアレだけど、ストーリーの奇抜さは群を抜いている。
タイムカプセルから発見された手紙に記された数字の羅列が、 過去から現在までの大事件の日にちと死者数だという事実が分かるまでは、 都合が良すぎてアホみたいな感じ。
だが、その事実を何故知る必要があったのか、それをどうやって知り得たのかが
判明するまでの展開は面白すぎる。
クライマックスの展開も、セリフよりもビジュアルで押し切る格好で、
もう驚きの連続。
前半はオカルト・ホラー、中盤はディザスターもの、後半はSF(ファンタジー)と
1度で3度以上楽しめるお得感。
ハリウッド製らしからぬラストもプロヤス監督らしい展開で○。
さすがに「ダーク・シティ」は超えられなかったが、これはこれで良い。
しかし、ニコラス・ケイジの演技は、感情表現の無さや単調な動きが
目立ってしまい、完全にミスキャストだと思う。
何しろ、泣く演技で、本当に泣いてるように見えないのは致命的。
数字の羅列と事件の関連性を発見するくだりも、「閃いた!」みたいなおバカ演技。
「リービング・ラスベガス」の名演はまぐれだったのか?
これなら、「サイン」のメル・ギブソンの方が数倍良かった。
息子役が可愛いけど演技力ゼロだっただけに、父親役の演技はかなり重要だったはず。
その一点だけが惜しまれるが、久しぶりにスケールのでかい映画を観た。
映画はやっぱりアイデアだよな、と感じて映画館を後にした。
今週末こそ、「シャイニング」「デスレース(2008年版)」「バンクジョブ」のどれかを観るぞ!
ウエダでした。
【松嶋×町山 未公開映画を観るTV】
http://www.sonymusic.co.jp/etv/matsumachi/
PSP関連グッズを買い漁り始めてしまった。
本体の保護ケースやUSB充電器、
TV出力用ケーブルに攻略本・・・。
ダメじゃないけど、そういう事を始めたら
最後だと思っていたんだけど・・・。
7/13
録りためた「涼宮ハルヒの憂鬱」を一気に観たのでナシ
同じシチュエーションを違ったアングルで繰り返すストーリー。
放送事故かと思ったが、原作のまんまをやったワケですな。
実験的で面白い。
7/14
ナシ
7/15
ナシ
7/16
【スターゲイト(1994)】
レコミンツで600円でゲット。
あまりもの安さに、思わず買ってしまった。
久しぶりに観ると、主演のジェームス・スペイダーってすごく怪しい。
体温の低そうな顔に、感情表現があまりない演技。
それだけに「ウルフ」の時の悪役はすっごいハマってた。
公開当時にローランド・エメリッヒが「アラビアのロレンスを意識して作った」って
インタビューで読んだけど、砂漠って事以外に何も当てはまらないウソっぷり。
こいつはいっつもデタラメな事言うけど、映画のB級加減は最高。
エジプト人を支配していたのは宇宙人でしたっていう設定は、
使い古された感じだけど、オーパーツがワームホールの入り口だったというアイデアは、
当時は新しかったのかも。
あと、VFXにデジタル技術が導入された黎明期の作品なので、
アラが目立つもののラーがトランスフォームするカットは、
モーフィングを上手く応用していて、今観てもいい感じ。
まぁ、大したオチもなく、尻すぼみな感じなんだけど、
そういう所もエメリッヒらしくて良い。
7/17
【タイムコップ(1994)】
以前から観直したかったのだが、
ブックオフで500円で売られていたので即ゲット。
これも「スターゲート」同様にデジタルVFX黎明期の作品。
なので、色々とアラが目立つが、ジャン・クロード・ヴァンダムの
キレの良いアクションを観る事ができる。
「ブレード・ランナー」のシド・ミードがデザイナーとして参加しているが、
なんの効果も生んでいないのがスゴい(笑)
タイムトラベルを使った犯罪を取り締まるヴァンダムが、極悪上院議員と戦う。
それも「この政治家風情が、ナメんなよ!」と真っ正面からぶつかっていく。
このアタマを全然使わない感じがとても良い。
アクション映画はこうでなくちゃ。
7/18
【ジーザス・キャンプ(2006)】
TOKYO MXテレビで放映している「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」にて、鑑賞。
尊敬している映画評論家の町山さんが、未公開映画(主にドキュメンタリー)を解説。
数回に分けて放送する。
町山さんの解説は、実際の取材や、様々な文献から調べ上げた情報精度の高さが素晴らしい。
その膨大な情報から、実に分かりやすく必要なテキストを抽出して解説してくれる。
それだけだと、単にマニアックになってしまうのだろうが、
そこにオセロ松嶋さんが、素朴な質問(ボケ?)をしてくれるので、
映画への理解が一層深まるという、とても良質な映画番組だ。
録画していた「ジーザス・キャンプ」の回を一気に観た。
町山さんの雑誌記事で何度か取り上げられていたので、
以前から作品の存在は知ってはいたのだが、
ついに観る事ができた。
アメリカにはキリスト教原理主義の国民が10%もいるという。
そんな人達が子供達にキリスト教原理主義を叩き込むという課外授業。
それが「ジーザス・キャンプ」だ。
映画は、その授業の様子を、あくまでも傍観的観点で捉えていく。
強烈な授業風景には、かなり戸惑いを感じるが、
あまりにも極端な理論と感情的すぎる授業方法は、
観ているうちに、どんどん面白くなってくる。
自分の宗教観をなんとな?く確認できる作品でもある。
しかし、子供達が「ハリー・ポッター」が観たい?って言っても、
「ハリーポッターは神の敵よ!ハリーポッターは悪魔の使い!旧聖書なら死刑に等しい!」
と言って観せない(笑)
これって、何かの冗談?って思ったけど、
彼らはいたって真剣なのだ。
ノンフィクションなのに、ものすごい価値観の違いに、
フィクション的なものを感じるのは何故?
強烈だった。
日を空けて、もう一度観ようと思う。
【ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)】
新作を観るために復習。
個人的には「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」が一番好きなのだが、
「不死鳥の騎士団」はイマイチ。
色々と事件は起こるけど、ストーリー的に進展がほとんどない。
映像的には、「アズガバンの囚人」から大分落ち着いたトーンになって、
深みは出たから、観やすいのだけれど。
あと、本作のハリーを観ていると、若干調子に乗っているように見えて、
少しイラっとする自分の器の小ささに、ため息が出た。
調子に乗ってるメガネ男子を好きでないだけなんだけど(あ!自分もメガネだった)。
7/19
【ハリーポッターと謎のプリンス(2009)】
これほどの人気シリーズって、今回は誰が死んじゃうとか、
ヴォルデモートとどうやって戦うとか、色々な展開が期待されるわけだが、
やっぱりだけど、ストーリーそのものの進展はほとんどない。
もはや、それが良いとか悪いとかの話ではなく、
そういうもったいぶったストーリー展開で楽しむ話なんだな、これは。
シリーズ6作目にして、やっと理解できたような・・・。
今回の特徴としては、登場人物の恋愛がメインとなっていて、
前半は学園ラブコメみたいな展開。
そこは、中々面白い。
というよりも、ロンがナヨナヨキャラのくせに、
妙に厚い胸板のマッスルボディに育ってしまっているのが面白い。
しかし、ウザさは「サザエさん」のカツオ並み。
もう中盤のウザさは神がかり的(笑)
で、中盤以降は、フォーマット化されたかのような平凡な展開にガッカリ。
また先延ばしされちゃったよ・・・と思っていたら、
次回の最終作「ハリーポッターと死の秘宝」は前編・後編の2部構成に!!!!!
・・・いや、別に商売だからいいんだけどさ。
パパっと観れる、速い展開でお願いします。
【ノウイング(2009)】
予告編を観る限り、ローランド・エメリッヒ的なディザスタームービーかと
思っていたのだが、色々と見知りするうちに良い評判を目にする事が多かった。
監督が大好きなアレックス・プロヤスだし、観に行く価値は充分にある!
と思って、イライラさせられたハリポの後に続けて鑑賞。
しかも貯まったポイントで無料だったのが良かった。
ホント、TOHOシネマズのポイントサービスは止めないでほしい。
ワーナー・マイカルさんは止めちゃうんだよなぁ・・・残念。
作品は、前評判通りにスゴイ内容だった!!!!
最近観た映画の中では、トンデもない驚きの連続。
どんでん返しとかそういう事ではなく、どんどんと広がるスケールと、
主人公が謎を追い求めるごとに、読めなくなるオチ。
ニコラス・ケイジの演技はアレだけど、ストーリーの奇抜さは群を抜いている。
タイムカプセルから発見された手紙に記された数字の羅列が、 過去から現在までの大事件の日にちと死者数だという事実が分かるまでは、 都合が良すぎてアホみたいな感じ。
だが、その事実を何故知る必要があったのか、それをどうやって知り得たのかが
判明するまでの展開は面白すぎる。
クライマックスの展開も、セリフよりもビジュアルで押し切る格好で、
もう驚きの連続。
前半はオカルト・ホラー、中盤はディザスターもの、後半はSF(ファンタジー)と
1度で3度以上楽しめるお得感。
ハリウッド製らしからぬラストもプロヤス監督らしい展開で○。
さすがに「ダーク・シティ」は超えられなかったが、これはこれで良い。
しかし、ニコラス・ケイジの演技は、感情表現の無さや単調な動きが
目立ってしまい、完全にミスキャストだと思う。
何しろ、泣く演技で、本当に泣いてるように見えないのは致命的。
数字の羅列と事件の関連性を発見するくだりも、「閃いた!」みたいなおバカ演技。
「リービング・ラスベガス」の名演はまぐれだったのか?
これなら、「サイン」のメル・ギブソンの方が数倍良かった。
息子役が可愛いけど演技力ゼロだっただけに、父親役の演技はかなり重要だったはず。
その一点だけが惜しまれるが、久しぶりにスケールのでかい映画を観た。
映画はやっぱりアイデアだよな、と感じて映画館を後にした。
今週末こそ、「シャイニング」「デスレース(2008年版)」「バンクジョブ」のどれかを観るぞ!
ウエダでした。
【松嶋×町山 未公開映画を観るTV】
http://www.sonymusic.co.jp/etv/matsumachi/
コメントする